古代ギリシアの色彩観
26, 2013 13:30
こんにちは!Studio Lirio かげみちこです

「TCカラーセラピスト養成講座」の中のカリキュラムは、
実際にボトルを選びながらリーディングの演習を行っていただく前に、
色の成り立ちも含め、古代思想などを振り返ることで
「カラーセラピーはどのようにしてできたか?」
を学んでいただきます。
わたし個人的に、実に興味深い部分でもあります(^^ゞ
古代ギリシアの色彩観

「色は光と闇、白と黒の間に生まれる」
というアリストテレス説は、その当時の色に対する独特の考え方です。
ヨーロッパの二元論は、善か悪か?
それを色に当てはめると善は白で、悪は黒・・・
では、有彩色をどのように説明したらよいのか??が疑問ですが、
一番明るい光の色が黄色で、一番暗い闇の色には青があてはめられています。
※本来なら青ではなく紫ですが、当時も禁色でした。。。


ゲーテは、アリストテレス論を肯定し、色相環を二元論的に色の世界を分けました。
太陽が空の上にあるときは光の色(黄色)、地の下にあるときは暗闇の色(青)
では、空の上でも地の下でもない水平線、地平線の位置にある時
太陽は何色か?
それが〝赤〟という考え方なんですね。
ここで考えられる〝赤〟は
黄色が橙を、青が紫を経て高みで合一、高昇することによってできた色
ということになります。
※高昇とは、自らを高め、発展させようとする上昇意欲です。
このようにしてできた、赤(R)、黄(Y)、青(B)、それが心理3原色です。
黄色と青(例えば絵の具)は、そのまま混ぜれば緑色になりますので、
何かこじつけのような・・・科学的に考えると疑問?なのですが、
当時は、思想や考え方が先行し、
それらに事象をあてはめるという傾向が、まだ根強かったのかもしれません。
「人間の精神は、不思議と色彩観が示す秩序の影響を受けているように見える」
ゲーテ
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「TCカラーセラピスト養成講座」 7月開講決定

7月9日(火) 10:00~16:00 場所:Studio Lirio
7月10日(水)10:00~16:00 場所:船橋咲ヶ丘シダックスカルチャークラブ
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